英語を話すと強くなれた気がする!?

英語で話している時って、なぜか性格が少し強くなった気がする。
特に海外にいて英語にどっぷり浸かっている期間が続くとそう感じて、
どうしてだろうと時々考えるのですが。
思い当たることとして
しょっちゅう「I」(私)という単語を発しているのが原因の一つかもしれません。
こんなに「私が」「私は」と日本では言わないよな、
自分の意見を言っている感ある、と思うわけです。
日本語だと省略しても通じる事が多いし、「私は」「私が」を多用すると
”自己主張の強い人”に思われる?とか、いらぬ心配をして必要最小限にとどめている気がします。
そういえば、「you」(あなた)もほぼ使わないかも。
名前や役割・役職などで代用することが多いし、
「あなた」を使いたい時は少し強い意志を込めているような気が。
こう書いてみると、強い人と思われないように、周囲から浮かないように、
周りに気を遣うような言葉を無意識に選んでいる日常を再認識します。
さらに、女性ならでは男性ならではの言葉遣い、というのも日本語では求められるわけで。
子どもに言葉を教えたり、海外の人に日本語を教える時など、その人の性別によって
「女の子はそういう話し方をしちゃダメでしょ」とか「男性はこういう話し方が普通かな」
と言ったり、性別による話し言葉の区別を無意識にやっている。
日本人どうしのふだんの会話でも、性別によって言い方を変えることもたまにある。
特に男性が、同じ事を言うのでも、女性に対しては男性に対するよりも優しい表現にする、
とか見かけるかしら。
英語でももちろん、相手に失礼にならないような配慮はありますが、
女性らしい言葉づかいとか、英語だと意識しないで済むところに
開放感を感じて、少し前に出る自分を感じるのかもしれません。
英語で自分の考えを話す時って、英語の構文からして自分の意思をより明確にしないと
会話が成り立たないので、心の中が少し”キリッと”している自分を感じるんです。