どんな選択肢を選んでも最善の結果が待っている

自分の選択で自分の人生はできています。

ほぼ毎秒何らかの選択をしていると言っても過言ではないくらい、生きることは

選択の連続です。

日常の習慣化しているような無意識に近い小さな選択もあれば、

進学・就職・結婚など人生の大きな節目になるような

選択もあります。

自分だけで責任を取れるような選択なら少しは気楽にできますが、

家族や友人、同僚など周囲を巻き込むような選択となるとなかなか結論を出せなくて、

選択した後もそれが正しかったのかどうか、不安に駆られ悩む場合もあります。

大きな選択をする場合、これまでの自分の経験や信頼できる人のアドバイスに基づいて、

判断することも多いと思いますが、それはあくまでも”これまでの”経験を

土台にしたものであって、その選択によって”これから”何が起こるのかは、

誰にもわからないと思います。

自分の安心、自分を取り巻く周囲の人の安心、世間体などから、

なるべくリスクをとらず、堅実な方向を望みたくなりますが、

本当にそれが自分にとっての最善でやりたいことなのか、自分が納得できるのかは

また別の話だと思えます。

自分の選んだ選択が一見うまくいかないように見えていても、自分の行きたい方向に

進むための”学び”だと捉えることもできると思います。

誰かの意見に従ったからと言って、その人に責任が取れるわけではありません。

「あっちを選べば良かった」と後悔する時間は精神的にも苦痛だし、

反省することはあっても無闇に悩む時間はもったいない気がします。

どんなに考え抜いて選んだ選択肢でも、自分の意思以外の要因も働くので、

思い描いた通りの結果になるとは限りません。

”自分はどんな選択肢を選んでも最善の結果が待っている”と考えるとリラックスできるし、

選択することにかけるエネルギーも少なくて済む気がします。

リラックスした状態での選択は自分の直感も生かせるし、間違ったと思えば

修正すれば良いだけで、自分が生きたい方向を目指せば良いと思います。

これまでの人生を振り返ってみると、一歩踏み出す時はものすごく勇気が必要ですが、

踏み出してみると”たいしたことなかった!”と思えるようなことが

ほとんどでした。

過去を生きるのではなく未来を自分で創り出す、

誰かの選択ではなく自分の選択を尊重し続けることが大切だと思っています。