いくつになっても成長したい

書道を始めて4年半くらい経ちましたが、先日昇段して賞状をいただきました。
やったー!

賞状をもらえたり、書道展で入選して表彰式に出席したり、
いくつになっても人から認められるのは嬉しいし、こうした機会があることに
感謝しています。
漢数字の”一(いち)”ですら、納得できる字に仕上がることは稀ですが、
”このハネは昨日よりも上手くできたな”とか、
”全体のバランスが良くなってきた”とか、
とても些細な部分で自分にしかわからない事だけど、
昨日よりも前進している自分を感じられて
気分が良いし楽しい。
人と比較しなくても良いし、
自分のペースでお稽古を重ねた分だけ少しずつ少しずつ上手になっていく。
お稽古の時間は墨の香りと筆を動かす音だけの中、呼吸をする事にも意識がいくし、
瞑想に近いものがあるとも感じます。
心が落ち着いて自分と向き合える良い時間になっています。
教室で一緒の方が、
”毎日何となく1日が過ぎるけど、書道をやっていると1枚でも
その日の作品が残るから達成感を感じるのよね”
と言っていたけれど、そういう感覚もすごく良くわかります。
いくつになっても成長する感覚が持てるのは生活に潤いが生まれるし、
自分が好きなことをして幸せを感じる時間を増やすのは、
周りの人も幸せになるし、大事な事なんじゃないかな。
自分が好きなこと、興味を持った事にはこれからも挑戦したいと
思います。