子どもは将来結婚するのかわからないけど

子どもたちも20代になって、周囲ではちらほらと結婚の話も

聞こえてくるようになりました。

正直羨ましい気持ちもあって、それはどこから来るのか

よく考えると、”親として安心したいから”というのが一番大きい

気がします。

自然な気持ちだとは思っていますが、一方で、

仕事のスタイルも価値観も、

恋愛や結婚の形も多様化し、

結婚したい人もいれば自由を大事にしたい人もいる世の中で、

子どもたちがどんな選択をするのかはわからないし、

結婚してもしなくても、

”これが自分の幸せ、と思える道を子どもが歩いてくれればそれでいいよね”、

と思う自分もいます。

結婚する理由って自分の中から出てくるものがどれくらいあるのか、と

自分の結婚の時を振り返って考えたりもします。

当時、1人で生きていくことの寂しさや限界も感じていたけれど、

私は一人っ子ということもあり、

・親を安心させたいから

・孫の顔を見せられるのは私しかいないし

という気持ちも強かったことを覚えています。

人生の伴侶を求める気持ちとか、子どもが本当に欲しいのかとか

自分の気持ちはどれほどだったのか思い出せないし、

親のためとか世間体とかそういった外からの要因が

少なからず働いていたような気がします。

一昔前は、

”結婚しないと一人前じゃない””結婚が一番の幸せ”という考えが主流で、

結婚していない人への風当たりも強かったと思いますが、

そうした社会的な圧力、強制力みたいなものが、

結婚を後押ししていた部分も大きいのかも、と思ったりもします。

孫ができると人生が完結するような気もして、

孫は可愛いだろうから会ってみたいとも思います。

でも、”子どもの人生は子どものもの”、子どもが自分で選択して、

後悔しない人生を送れるように応援できる親でいたいと

願っています。