思い通りにいかない時の考え方

何かやりたいことがあって、絶対に実現させたいけれど
うまくいかない時。
”自分の努力が足りない”
”それを実現させるだけの能力が自分にはない”
”自分は運が悪いから実現できない”
など、自分を責めてしまい、
”もっと努力しなければ”、
”頑張りが足りない”
と思いがちです。
物心ついた頃から、親や先生に”努力が大切”、
”頑張ることが良いこと”と
呪文のように繰り返し言い聞かせられ、自分でも気づかないうちに、
その思考が体の一部として染み込んでいます。
”うまくいかないのは自分のせい”
”努力が足りないからうまくいかない”、と
条件反射のように考えてしまうし、
努力していない(してなさそうな)人を
見ると、批判するような気持ちになることさえあります。
でも、頑張ってももっと頑張らなければと思う自分がいるし、
どんなに頑張っても心の底から満足感を得られることは
ほとんどなく、苦しい思いをするばかりで、この考え方は
何か違うんじゃないかと疑問に思っていました。
そんな中、あるきっかけから私は、自分の味方になってくれる
”見えない力”の存在を信じるようになり、自分だけで頑張らなくても
良いことに気づきました。
ある人にはそれが宇宙の力であり、またある人には神様であったり、
引き寄せの法則であったり、呼び方や認識の仕方には様々あると思いますが、
実際に確認できないので、”見えない力”として存在を信じています。
人間は宇宙の一部であり、自然の中で生かされている存在なので、
自分の意思以外にも影響を与えてくる”何かの力”はあると感じています。
実際にそうした力を信じて頼ることで、生きていくのがずいぶん楽に
なったような気がしています。
用意周到に計画をし、目標に向かってどんなに頑張っても
うまくいかなくて行き詰まった時は、その状況を
”自分のこれまでの経験や知識だけで判断している”
”自分が試したことのないような違うやり方が世の中には
たくさん存在している”
”うまくいっていないように見えるのは、自分や世間が描くイメージから
外れているだけ”
”自分が思い描いた通りの展開ではないけれど、違う展開を見せてくれながら、
自分以外の力が目標に向かって進ませてくれている”、と
捉えています。
うまくいかない時は同じ場所をぐるぐると低空飛行しているような
気持ちになりますが、飛行機に乗って地上を見下ろすと、どんなに
広い土地でもちっぽけに見えるし、そこにいる何千、何万という人が
それぞれに日々を暮らしていると考えると、自分がいっぱいいっぱいに
なっている状況もまた違う角度から考えられたりします。
目標が叶った時のイメージを心に描きつつ、原因となる問題は
少し脇に置いておいて、
”頑張ることをやめる”
”自分が楽しい、幸せと感じる時間を増やしていく”と、
いつの間にか目標としていた場所にたどり着いていたりします。