高速道路のETC障害にハマってしまった

ETCのシステム障害の中、高速道路を利用しました。

ひどかった・・。

出かける前にニュースをチェックしていなかったので、

ETCがトラブっているらしいことは、高速の入り口を目指して

一般道を走っているタイミングで知りました。

渋滞情報はそれなりに出ていたけれど、高速の入り口がどんな状態かは

知る術がなく、とりあえず目的地に向かってみることにしました。

ここを曲がると高速の入り口がある道路、という交差点にさしかかった

時点で、高速に入るために居なければいけないレーンが車で詰まっていて、

少し待たないと、そのレーンに入れない状態で。

通常は他のレーンを通りながら、信号を一つ越えた所で車線変更をして

そのレーンに入るんだけど、今回はそれが許されない状況のようで、

ずいぶん手前から”自分は高速に入るんだからね!”という意思表示として

そのレーンにいる必要があったみたいです。

臨時のルールをとっさに理解するのは難しかった・・。

今回の目的地までは、早ければ40分くらいで着くのに、40分経っても

高速の入り口すら見えない状況。

反対車線からUターンして入って来ようとする車もいれば、

脇道からやってくる車もいて、前に進むのも一苦労な状態が1時間近く

続きました。

ようやく高速の入り口が見えてきたら、通常は5個くらいある入り口が

今日は1個だけしか開いていない。

人が立っている。

あれだけの車がこのたった1個の入り口を目指していたわけか・・。

混む理由がやっとわかりました。

高速の入り口で人間と会話するのは何年ぶりだろう。

「料金は後日払ってくださいね」と言われながら書類を渡される。

支払いの手続きはwebか郵送。

この利用料回収の事務処理にはそれなりに費用がかかりそうだし、

利用者としてはNEXCO側の不備で時間を奪われたという感覚もあり、

すんなり”お支払いします”という気持ちにはなりにくいですね。

結局、いつもより2時間ほど遅れて目的地に到着しました。

高速の入口・出口閉鎖の情報はインターの名前のみで、

リアルタイムで具体的な情報を探すことができませんでした。

もう少し探せば出てきたのかな。

帰りも高速道路を信用しきれなくて一般道で帰ってきましたが、

桜もたくさん見られたし、いつもとは違う風景を楽しむことができ、

これはこれで良かったかもしれません。

ふだん、どれほどETCカードに依存しているか、

身にしみた1日でした。