今年も箱根駅伝

1月2日、3日はテレビで箱根駅伝を見るのが恒例行事。
お正月を実感するし、今年も無事に開催できたということに少し安堵感がある。
東京・読売新聞社前から箱根・芦ノ湖間の100キロあまりの往復。
普段は車が溢れている道路をランナー目線で見るのはとても新鮮で、ひと味違った旅行気分も
味わえている気がする。
母校はほぼ出ないので特定の大学を応援するわけではなく、レース展開を楽しんでる。
毎年何らかのハプニングも起こり、思い通りにいかない事もあるけれど、
諦めない大切さを学ばせてもらっている。
若い人が頑張っている姿はまぶしいし、若いってそれだけで素晴らしいと思う。
観戦の傍らダラダラしている私は、
”この間に選手は10キロも走ってるわ!”と
尊敬の念を抱いたり。
それぞれの選手にそれぞれのドラマがあって感動をもらってもいます。
名前が読めない選手が増えてきていると最近感じているので、
選手名を表示する際は読みがな振ってほしいかも。
それから選手と並走するように走らせている車両やバイクは選手と接触しそうでヒヤヒヤしますね。
今大会事故がなくてよかったけど。
今年は青山学院大学の連覇で終わりました。
原監督にはすごく興味があって、原監督のコメントを聞くのも楽しみの一つ。
チーム育成10年計画のプレゼンを評価されて、2004年から青学の監督に就任、
着実に結果を残していらっしゃる。
初の総合優勝を果たした2015年から10年。
11大会で8回目の頂点は圧倒される。
これまで4連覇以上をしてきた大学も何校かあるけれど、監督のメディア戦略が功を奏しているのも
あるのか青学は印象が強い。
学生スポーツ、個人種目だけど駅伝はチームで戦う、二十歳前後の若者ならではの問題も
あるだろうし、各個人のメンタルをケアしつつモチベーションを保ち、
チームの雰囲気を作るのはとても難しそう。
サラリーマン時代の経験も役に立っているのだろうし、マネジメントなどを相当勉強されて
いるのだろうと感じます。
今日の優勝インタビューで、 大学どうしの”メソッド対決”になってきたとおっしゃっていたけれど、
チームの作り方、在り方に新風を吹き込んで、大学駅伝界、ひいては陸上長距離界の活性化、
レベルアップの一翼を担っていらっしゃる。
箱根駅伝は伝統のある大会だけど毎年進化も感じられて。
来年も楽しみです!