2025-03-26 / 最終更新日時 : 2025-03-26 カルナ 好きなこと 『鴨川ランナー』(グレゴリー・ケズナジャット著) 中篇2本が収められている中の1篇が『鴨川ランナー』。 著者のグレゴリー・ケズナジャットさんはアメリカ出身で、 第2言語の日本語で創作する作家さん。 少し前に読んだヤン・イーさんと通じるものがあります。 ヤン・イーさんの本 […]
2025-03-20 / 最終更新日時 : 2025-03-20 カルナ 好きなこと 『エーゲ海に強がりな月が』(楊逸 ヤン・イー 著) 楊逸(ヤン・イー) は、中国ハルビン市出身の日本の小説家で、 日本語を母語としない作家として初の芥川賞を受賞しています。 この小説は30代前半の女性で夫が出張で不在がちな「私」が、 美人の友人・桂子の奔放な恋愛 […]
2025-03-08 / 最終更新日時 : 2025-03-08 カルナ 好きなこと 『降りていこう』(ジェスミン・ウォード著/石川由美子訳) ジェスミン・ウォードの小説は初めて読みました。 2010年代を代表するアメリカの作家で、アメリカ南部の黒人の視点から、 社会問題や歴史の重みを描いています。 この小説も、19世紀のアメリカ南部が舞台。 西アフリカからアメ […]
2025-02-22 / 最終更新日時 : 2025-02-22 カルナ 好きなこと AIが台頭する中の人間の可能性『魔女と過ごした七日間』(東野圭吾 著) 久しぶりに東野さんの作品を読みました。 本小説は、AIによる監視システムが強化された近未来の日本が舞台。 中学3年生の月沢陸真は、常識では説明がつかないような不思議な能力を持つ女性、 円華と出会う。 陸真の父克司は元刑事 […]
2025-02-08 / 最終更新日時 : 2025-02-08 カルナ 好きなこと 『夜が明ける』(西加奈子 著)助けを求めることの大切さ 全編を通して世の中の理不尽さと助けを求める大切さを思い、読んだ後少し苦しくなりました。 高校時代に出会った、普通の家庭で育った「俺」と、身長191センチで吃音を持ち、 異形な姿の「アキ」。 誰もが近寄りづらかった「アキ」 […]
2025-01-21 / 最終更新日時 : 2025-02-18 カルナ 好きなこと 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』癒される本です 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム 著/牧野 美加 訳)。 韓国の長編小説で、2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位。 小説の舞台は、会社を辞めた30代の女性ヨンジュが立ち上げた「ヒュナム洞書店」。 就活に失敗 […]
2024-12-27 / 最終更新日時 : 2025-01-21 カルナ 好きなこと 『伏 贋作・里見八犬伝』 たまに読書をします。 今読んでいるのは桜庭一樹さんの『伏 贋作・里見八犬伝』。 江戸時代。 人にして犬、体も心も獣のような伏を狩りに山から江戸へやってきた猟師の妹と浪人の兄の物語。 まだ読み始めたばかりだけどスリル満点の […]